第6回睡眠姿勢研究会報告書(抜粋)

講演概要

  • 講演1『睡眠姿勢と疼痛、睡眠障害について考える』

16号整形外科・山田朱織枕研究所  山田 朱織

  • 講演2『頸肩の愁訴と脊椎アライメントについて 』

和歌山県立医科大学附属病院紀北分院 分院長   川上 守 先生

今回は特別講演として和歌山県立医科大学教授の川上守先生に、ご専門の脊椎外科の長きにわたる研究と臨床から「頸肩の愁訴と脊椎アライメントについて」と題して、最新の海外論文のご発表内容も含め、大変貴重なご講演を頂戴しました。アカデミックかつ先生のライフワークとしての脊椎外科の歴史の重さを感じる内容ながらも、軽快に楽しく、先生のお優しさがにじみ出るご講演には、多くのご聴講者の先生方から「大変わかりやすく有意義なご講演」「お話に引き込まれました」と高いご評価を頂戴しました。

また倉敷成人病センター整形外科部長の戸田巌雄先生には、座長の大役をお勤めいただき、会をまとめて頂きました。素晴らしい御講演者、座長の先生がいらして初めてこの会は参加者様にご満足頂けるのだと改めて実感した次第です。お二人の先生には心より御礼を申し上げます。

今回は参加者33名、うち23名が初めてご参加頂いた先生でした。私は会を発足したころは全ての先生に毎回ご出席頂きたいと思っていました。しかしそれは現実的には難しいことが分かって参りました。そもそも整形外科の先生が日整会に毎年参加されるとも限りません。又日整会期間中の土曜といえば各大学の同門会も多く開催されています。様々な事情をクリアして、毎年ご参加頂ける先生が多くいらっしゃることが既に有難いことです。実は整形外科以外(歯科、脳外科、呼吸器内科)の先生も3名いらして、つまり日整会とは関係なくご遠方よりご参加下さっていました。初めてご参加下さった先生方からも、「枕と睡眠時の姿勢の大切さを感じました」「最適な枕の高さについて理解できた。今後患者に説明していきたい」とお声を頂戴し大変嬉しく存じます。

メインテーマの睡眠姿勢について盛んな意見交換はもとより、実際的な整形外科枕の値段について白熱した議論もあり、例年と少々異なる賑やかさも兼ね備えた会となりました。いづれにしても、そこに集う先生方にとってこの会が多面的な価値をもつことは大変嬉しいことです。この会は回を重ねるごとに一歩一歩前進し、よりアカデミックかつ実践的な情報交換の場へと進化していると自負しております。

最後になりますが、2019年は第7回睡眠姿勢研究会を横浜で開催させて頂く予定です。是非またご参加頂き、いつか至適睡眠姿勢が解明され、睡眠姿勢調節がスタンダードな治療に成る日まで、諸先生方のご指導をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

山田 朱織

第6回睡眠姿勢研究会の報告書(紙媒体)を用意しております。
ご送付いたしますので、下記メールアドレスまでお問い合わせください。
info@makura.co.jp