メニュー 閉じる

2013年5月25日 第1回睡眠姿勢を考える会

第1回 睡眠姿勢を考える会

主催者名:山田朱織(16号整形外科)
日程:2013年5月25日(土)


「睡眠姿勢研究が今、なぜ必要か?」
本プレゼンテーションの目的は、テーマである「睡眠姿勢研究が今、なぜ必要か?」という問いに対し、皆様が「睡眠姿勢研究が今必要だ」と実感して頂けるようになることです。
そのために、今日は限りある時間の中で、以下の3つご理解頂
たいと考えます。
1.睡眠姿勢の研究者がいないこと
2.最適睡眠姿勢のエビデンスがないこと
3.我々の睡眠姿勢研究の一部
1.睡眠姿勢の研究者がいないこと
現在整形外科領域において、枕や頸椎姿勢の重要性を理解
する整形外科医の数は大変少ない(0.01%未満)。脊椎外科医
や関節外科の医師に、最適睡眠姿勢や寝返りについて質問をしても、研究が困難で研究者がいないという回答のみである。
まずは研究者の創出が必要である。
2.最適睡眠姿勢のエビデンスがないこと
国内外の文献を調べても、睡眠姿勢に関するキーワードでは、整形外科や最適睡眠姿勢に直結する体系的な研究は乏しい。
睡眠姿勢のEBMを目指して、評価方法を整え、他施設共同の
臨床試験が行いたいと考えている。
3.我々の睡眠姿勢研究の一部
枕の臨床効果と最新睡眠姿勢研究の1部をご紹介する。
前者は、中期経過を観察した関節リウマチの枕の調節とX-P経過を供覧する。後者は、当研究所で現在行っているwater bed実
験、バネ定数可変クッション、ポケットコイルベッドを説明する。
MAKURAinBED®は自律制御と遠隔監視を目指している。

戻る