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枕外来講座  玄関マット枕|玄関マット枕指導を実演

2021年4月21日 第5回枕と睡眠姿勢をゆる~く語るサロン

 

開催概要

 

日時:2021年4月21日 20:00~
会場:Zoom

 

 

【枕外来講座  玄関マット枕指導 】


ご要望を頂いておりました山田朱織による玄関マット枕指導を実演。


これまで5 万人以上の方に枕計測を行い、年齢、性別、身体計測値と枕高との相関について統計解析を用いた研究を行い、研究成果は医学論文として発表しています。

・山田朱織,星徹:肩こりに対する枕調節の意義 整形・災害外科

5(7):901-914,2015.

・山田朱織,星徹,戸田巌雄,松平浩:肩こりに対する私のアプローチ法「枕の調節―

理論と実践」

  Monthly Book Orthopaedics 29(9):29-44,2016.

上記の論文をご希望の方はPDFをお送り致しますのでご連絡ください。

 

・玄関マット枕の経緯

元々は山田の父が患者様に玄関マットではなく座布団で枕を作っていました。

座布団一枚は大きいので半分に切って使っていたんです。

しかし、座布団ではすぐにへたりが出てきます。

そこで代わりにいい素材がないか探して見つけたものが玄関マットでした。

玄関マットを土台にして、大判のタオルケット半分に折って蛇腹折りにして上に重ねます。
高さが足りない場合はその上にバスタオルを乗せて調整します。

 

○実際にベッドで高さ調整を実演


まず初めに合わせる高さの目安(肥満など特殊な体形でない場合)
女性の場合…60mm
男性の場合…75mm
を基準としてそこから仰臥位・側臥位・寝返りを見て高さを合わせていきます。

今回のモデル

50歳男性 170㎝ 68㎏(特に目立つ円背はなし)

主観的、客観的両方で判断します。

 

■仰臥位
ポイント:「主観的」喉が苦しくないか?
          後頭部・首・肩がリラックスできているか?

     「客観的」首の角度を約15度に合わせていく

特に気になる症状はないようです。タオルを1枚抜いてみます。

 

後頭部が下がり、目線が少し上に上がっています。

体感的には枕の角を感じたり、首が疲れそうな感じがしています。

 

最初の高さに戻し今度は1枚足して高くしてみます。

最初と比べて首の緊張がなく楽になったようです。
客観的に最初の高さは少し低いのではと思っていたところ、主観的にも比べてみると違いが分かり楽に感じています。

これで主観的・客観的に良い高さになりましたが、より正確に見るためさらに高くして見てみます。

後頭部が硬く感じています。顎も少し下がり喉がつまる感じも出ました。

 

■側臥位
横を向くときには両手をクロスさせます。そうすることで肩が前に出て実際の横向きになります。

ポイント:「主観的」肩の圧迫がないか?
          左右の首筋が突っ張っていないか?

     「客観的」体の真ん中の軸が床と平行になるようにする

肩の圧迫は強くないが、上側の首筋が突っ張る感じがある。低い可能性があります。
1枚足して高くしてみます。

首筋の張りがなくなり楽になりました。
仰臥位では1枚足した高さ、側臥位では2枚足した高さが楽なようです。

 

■寝返り
寝返りを打つ時は手をクロスさせて両足を立てます。

ポイント:「主観的」体の一部に力が入っていないか?

     「客観的」肩と骨盤が同時に動いているか?

肩と腰が同時に動きスムーズに寝返りが打ています。

タオルを一枚抜いてみます。
腰に力が入り大きく腰を振るように動き、肩と腰がずれて動いています。

仰臥位、側臥位で高さが違う場合、最終的には寝返りのしやすさで判断します。
決定した高さで始めていただき、翌朝症状が出たり、枕がズレるもしくは体が枕から離れていることが
あれば調節をします。

決定した高さを測るときは下に板(机の上や床など下が硬い状態)を置き、中央に2リットルのペットボトル(頭を載せた沈みを想定しています)を乗せた状態で測ります。

ご自宅にあるもので枕に必要な条件:高さ・硬さ・平らがかなえられますので
まずは患者様に勧めていただきたいと考えております。

 

その他、今回話題となった内容・質問など
「ホテルで柔らかい枕や硬い枕がありますがどっちを使った方がいい?」

「持ち運びしやすいモバイル枕がほしい」

「実際の寝返りも計測の時のようにゴロンゴロンと打っているのか?」

「睡眠中、ベッドから転落してしてしまう人は何が原因?」

「枕を使っていびき・無呼吸が改善したという患者様について」

など様々なお話をさせていただきました。

また、今回行った玄関マット枕に関しましても質問お待ちしております。

次回もどうぞお気軽にご参加ください。

 

 

Zoomを利用しての無料オンラインサロンとなります。(医師向けとして開催しております。)
2か月に一度の開催を予定させていただいておりますので、ご興味ある先生方は
こちらまでメールをお願いいたします。